MSFS標準のグライダーのコントロール設定

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使用している用語は,グライダーの操縦に関する書籍やWebページで調べてください。

なかでも日本学生航空連盟のページが役に立ちます。

訓練規則/資料

操縦装置の設定

操縦桿とトリム

グライダーは主に操縦桿とラダーペダルで操縦します。

操縦桿

操縦桿は,ジョイスティックに割り当てます。

トリムコントロールの設定

ハットスイッチにはグライダーの操縦に必要なエレベータートリムを設定します。

モーターグライダーを除き一般的なグライダーにはエルロントリムは付いていません。

通常グライダーの操縦桿は右手で操作し,スポイラー,エレベータートリムと曳航索切り離しを左手で操作します。

ジョイスティックのハットスイッチには視点変更機能が割り振ってありますが,トリムを割り当てているので視点移動はキーボードで行うことになります。

左手でスティックを持つのであればキーボードの操作は簡単ですが,右手でスティックを持つときには,矢印キーが押しにくくなります。

私は,右手でスティックを持つときのために,矢印キーの付いたセパレートのテンキーボードを利用しています。

ラダー

MSFSのグライダーは,ラダーを左右に振ることで牽引や曳航をスタートさせる仕様になっています。

そのためラダーを左右に振ることが出来る様に設定する必要があります。

スポイラー(ダイブブレーキ)の設定

グライダーは,速度をダイブブレーキでコントロールします。

動力機ではジョイスティックのスライダーはスロットルを割り当てますが,グライダーではスポイラーを割り当てます。

画面ではモーターグライダーの設定も追加しております

付加機能

サーマルの表示

グライダーを上昇させるにはサーマルと呼ばれる上昇気流を利用します。

MSFSは40thアニバーサリーで,気流の可視化機能が加わりました。

この機能でこれまでFS2004やFSXで用いられていたシーナリー設定でサーマルを可視化していたものと異なり,ジョイスティックのボタンにこの機能を設定することにより,操縦しながら必要に応じてダイナミックにサーマルを可視化することが可能になっています。

サーマル表示ON

サーマル表示OFF

バリオメーターサウンドの切り替え

サーマルをとらえたときバリオメーターが音を立てます。

上昇が完了するまで長くかかるので,この音をカットすることができます。

水バラストの解放

水バラストは,グライダー競技でスピードアップを図る目的で機体の沈降速度を上げるために荷重を増加させる仕組みです。

またバラストで,操縦者が変わったとき体重変化による機体の重心位置を調整します。

バラストは,機体の選択メニューで調整します。

調整を元に戻すには,F12でリセットできます。

 

飛行中にバラストを解放(ウォーターバラストバルブの切り替え)して,滑空距離を伸ばすことができます。

なお,MSFSのグラフィックスではバラストの解放による主翼のたわみの変化は観察できませんでした。

バラスト搭載時の機体

バラスト解放後の機体

牽引と曳航

MSFSのグライダーの離陸では,曳航機による方法とウインチ牽引による2種類が用意されており,機体の設定で選べるようになっています。

曳航機は1種類ですが,ウインチは3種類用意されていますが性能の違いは不明です。

 

先に記述したように,飛行をスタートするときラダーを左右に振ることで曳航や牽引をスタートさせます。

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