ヘリコプターのコントローラー設定
使用している用語は,ヘリコプターの操縦に関する書籍やWebページで調べてください。
サイクリックの設定
ジョイスティックの設定
ヘリの機体をコントロールするのは,操縦桿ですがヘリコプターでは「サイクリック」と言います。
サイクリックは,ジョイスティックに割り当てます。
「悪魔の囁き」に思えるオートホバリング機能設定
設定を探しているときに,「悪魔の囁き」に思えるオートホバリング機能を発見しました。
これはスティックの押しやすいボタンに設定しておいて欲しい機能です。
私はこの設定がゲームコントローラー用に用意されたものだと考えていますが,PCユーザーにもかなり役に立つものです。
この機能のおかげで,私のようにヘリ操縦が下手な者でも離陸,タキシング,着陸がかなり容易になります。
下は,この機能を利用して広島空港の滑走路上でホバリングしている画像です。
高度8feet(2.43m)で速度が0になっているのをごらんください。
サイクリックトリムとコレクティブの設定
サイクリックトリムコントロールの設定
ハットスイッチにはヘリ操縦に必須のサイクリックトリムと視点移動を設定します。
通常ハットスイッチには視点変更機能が割り振ってあります。
これに加えてファンクションキーのような2つのキーを同時に押すということができるMSFSの仕様を利用し,ハットスイッチに視点移動とトリムを同時に割り当てることが出来ます。
フライトシミュレーターでは戦闘ゲームのようにトリガーで銃器の発射はしないので,トリガーをファンクションキー役のボタンに使います。
具体的にはトリガーを引きながらハットスイッチを操作するとトリムをセット出来る様に設定します。
まず外部ビューの設定は,下の画像のようにトリガー(ジョイスティックボタン1)とスティックのジョイスティックボタン2の同時押しにセットします。
つぎにトリムを割り当てます。下の画像のように,トリムはトリガーを引きながらハットスイッチを操作します。
コレクティブの設定
ヘリコプターは,推力のコントロールを回転翼のピッチでコントロールしますが,このピッチを変えるのがコレクティブです。
固定翼機ではスティックのスライダーはスロットルに割り当てますが,ヘリではコレクティブに割り当てます。
スロットルとテールロータの設定
スロットルの設定
ヘリコプターのスロットルは,最大または最小にするだけなのでスティックのボタンに割り当てるかキーボードでコントロールします。
なお多軸のコントローラーがあれば,それにスロットルを割り当ててください。
コレクティブの設定は別記事にしていますので,そちらをご覧下さい。MSFSヘリコプター用デバイスの感度調整MSFS40th版で新しく付属するようになったヘリコプターについては,接続するデバイスによっては快適に操縦するため感度を調整する必要があります。私が使っているデバイスについて少し苦労したので,実例として紹介します。
テールロータの設定
ヘリコプターは,ペダルやスティックのひねりでテールローターをコントロールしますが,この設定の感度を固定翼機とは違う設定にすることをおすすめします。
下の画面の右端のように設定することで,オーバーコントロールが減り機首の方向を変えるのがやさしくなります。
リアリティ追求の設定
MSFSのヘリコプターはデフォルト設定で,操縦しやすくするためにアシスト機能が有効になっています。
具体的には,ロータートルクの影響を無視するようになっています。
これを実際のヘリコプターのようにトルクの影響を反映させるには,「アシストオプション」でテールローターとサイクリックのアシスト設定を「オフ」に変更します。
こうすることで,実際のヘリコプターのような操縦感覚を味わえるようになります が,格段に操縦が難しくなりますので覚悟して設定してください(^^;
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